内向型・外向型診断(無料)
あなたは内向型?外向型?それとも両向型? エネルギーの源を知る診断・所要約4分
内向型・外向型は、「あなたがどこからエネルギーを得るか」の傾向を示します。内向型はひとりの静かな時間で充電し、外向型は人との交流で活力を得る傾向があります。本診断は、その連続線上であなたがどのあたりに位置するか——内向型・外向型・両向型(アンビバート)——を映し出します。
内向型は「人見知り」や「社交が苦手」と混同されがちですが、本来は別の概念です。内向型でも社交スキルが高い人は多く、ただ刺激のあとに静かな回復時間を必要とするだけ。カール・ユングが導入したこの軸は、その後ビッグファイブやMBTIにも取り入れられました。日本では「HSP(繊細さん)」とともに語られることも多いですが、内向性とHSPは重なりつつも別の概念です。
にぎやかな集まりに行くより、ひとりで、あるいは親しい一人と夜を過ごすほうが心から楽しいです。
4つの内向性(STARモデル)
「内向型」とひとことで言っても、中身は人によって違います。この診断は、心理学者ジョナサン・チークらが示したSTARモデル(2011年)にもとづき、内向性を4つの側面に分けて見ていきます。4つの側面どうしの関連はそれほど強くなく、同じ「内向型」でも、どの側面が強いかでまったく違う姿になります。
社交型内向性(Social)
大人数より、ひとりや少人数で過ごすほうが心から楽しい。不安からではなく、好みとエネルギーの使い方として静かな時間を選ぶ、もっとも典型的な内向性です。
思考型内向性(Thinking)
考えごと・空想・振り返りに多くの時間を使う、豊かな内面の世界を持つ側面です。社交型内向性との関連は弱く、人付き合いは活発なのに、頭の中では内省的という人も少なくありません。
不安型内向性(Anxious)
ひとりが好きだからではなく、人前での自意識や「どう見られるか」という不安から、人と距離をとる側面です。社交不安と重なる部分があり、認知行動療法など、エビデンスのある方法が役に立ちやすい側面でもあります。
抑制型内向性(Restrained)
行動や発言の前にじっくり考え、穏やかで予測のつく環境を好み、新しい場や人に慣れるまで時間がかかる側面です。落ち着いていて慎重、という印象につながります。
内向性ではないもの
人見知り(シャイ)ではない
自信のある内向型の人は、知らない人ばかりの部屋でも堂々と振る舞えます。人見知りは慣れない場面での居心地の悪さで、関連はあっても別の特性です。
社交不安症ではない
社交不安症は、人からの評価への強い恐れで生活に支障が出る臨床的な状態です。内向性は、刺激の量についての好みにすぎません。結果で「不安型内向性」だけが高く出た場合は、社交不安と重なる側面が強いと考えられます。
人嫌いではない
多くの内向型の人は、親しい人との関係をとても大切にしています。ただ、量は少なめに、形は大人数より一対一で、広さより深さを求めます。
直すべき欠点ではない
内向性は、遺伝の影響も大きい、ごく普通の性格特性です。無理に変えようとするより、それに合わせて暮らしや働き方を設計するほうが役に立ちます。
内向型のよくある場面
STARのプロフィールごとに、よくある場面を組み合わせて作った例です(人物は架空です)。
自分の誕生日パーティーで
友人は大好きで、会も楽しかった。それでも夜が更けると、数分だけトイレでひとりになって回復したくなる。翌日には、どっと疲れが出る――社交型内向性の強い人によくある場面です。
外向的に振る舞うことを覚えた人
営業のリーダーとして周囲からは社交的だと思われているが、取引先との会食のあとには必ず1時間の静かな時間をとり、出張明けの週末はひとりで過ごすと決めている。本来の性格と違う振る舞いは続けられても、そのぶん回復が必要になります。
深く集中できる人
ほかの人が1時間も続かないような集中した作業を、毎日何時間も続けられる。にぎやかなオフィスはつらかったが、静かな環境で成果が大きく伸びた。内向性は制約ではなく、成果を生み出す源になっています。
内向型の強みと、向いている働き方
内向型によく見られる強みには、長い時間ひとつのことに集中し続ける力、慎重でよく考えた判断、豊かな内面と内省、表面的なやりとりより中身のある関わりを好むこと、そして文章・研究・技術・創作の仕事での力の発揮などがあります。
「内向型に向いている職業」は1つに決まりませんが、どの仕事でも、まとまった集中の時間を確保できるか、人と関わったあとに回復の時間をとれるか、一対一や少人数でじっくり関われるかが、働きやすさを大きく左右します。外向的に振る舞うこと自体はできても、そればかりが求められる環境では消耗しやすくなります。
内向型であることを武器に変えるいちばんの方法は、感じていない外向性を演じ続けることではなく、自分の集中力が生きるように仕事と暮らしを設計することです。
よくある質問
内向型と外向型の違いは何ですか?
最大の違いは「どこからエネルギーを得るか」です。内向型はひとりの静かな時間で充電し、外向型は人との交流で活力を得ます。内向型は深く狭い人間関係を好み、刺激の少ない環境を心地よく感じる傾向があります。どちらが優れているということはありません。
内向型は人見知りと同じですか?
いいえ。内向型は「エネルギーの源」の話で、人見知り(社交不安)は「不安」の話です。内向型でも社交が得意で堂々と振る舞える人は多くいます。違いは、社交のあとに静かな回復時間を必要とするかどうか。内向型は決して社会性が低いわけではありません。
両向型(アンビバート)とは何ですか?
両向型は、内向型と外向型の中間に位置し、状況によってどちらの性質も発揮できるタイプです。実際には多くの人が完全な内向型でも外向型でもなく、この中間に分布します。場面に応じて切り替えられる柔軟さが強みになります。
内向型の強みは何ですか?
内向型は、深く集中する力、丁寧に考えてから話す慎重さ、一対一での深い関係を築く力、観察力の鋭さなどに優れることが多いです。静かな環境での生産性が高く、創造的な仕事や専門性の追求で力を発揮します。社会は外向型を称賛しがちですが、内向型の貢献は不可欠です。
内向型の4つのタイプとは何ですか?
心理学者ジョナサン・チークらが示したSTARモデルでは、内向性を、社交型(Social)・思考型(Thinking)・不安型(Anxious)・抑制型(Restrained)の4つに分けて考えます。一般に「内向型」と呼ばれるものは、実はこの4つがまざった言葉だという考え方です。この診断では、全体の内向・外向の位置に加えて、4つの側面それぞれの強さも表示します。
内向型から外向型に変わることはありますか?
大きくは変わりにくいと考えられています。内向性は遺伝の影響も大きい安定した性格特性で、基本的な傾向が生涯で大きく変わることはあまりありません。変わるのは行動のほうです。内向型の人も、人前で話す、人脈を広げる、チームを率いるといった外向的なスキルを身につけて、必要な場面で使いこなすことができます。そのうえで、あとから回復の時間が必要なことは変わりません。
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